永谷宗園茶店ホーム > 日本煎茶の祖 永谷宗円 > 茶宗明神社
この成功は当然、宗円にも多くの富をもたらした。宗円はこの財をもとに湯屋谷村やその近郷の湿田の暗渠排水工事を行い、村民から「干田大明神」と称されていた。
宗円は98歳という高齢でその生涯を閉じた。彼の没後、村民は「干田大明神」として崇神し神前にて茶祖会を催したと旧記録にある。その後、彼の煎茶における功績をたたえ「茶宗明神社」と名を改められ、今も毎年4月に春の大祭、10月に秋の大祭があり、宗円の徳をたたえている。