BC2800頃 (中国) |
神農、百草を嘗めて1日に72毒にあたり、茶の薬効で解毒した。 |
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760年 (中国・唐) |
陸羽が世界で最古の茶書『茶経』を著す。 *唐代の固形茶の製法と喫茶法について記載。 |
805年 (平安時代) |
最澄、唐より持ち帰った茶の実を植える。団茶を伝える。 *団茶(餅茶)・・・蒸した茶葉を臼でつき、固めたもの。火であぶって削った粉を煎じて飲んだ。 |
815年 (平安時代) |
永忠が嵯峨天皇に茶を煎じ奉る。 |
1191年 (平安末期) |
栄西禅師が宋より茶種を持ち帰り、抹茶を伝える。 |
1211年 (鎌倉時代) |
栄西禅師が『喫茶養生記』を著す。 「茶は養生の仙薬なり。延命の妙術なり。」 |
1440年 (室町時代) |
唐人(中国人)が嬉野で陶器を焼く傍ら茶を栽培する。(明より釜炒り茶伝わる) |
1587年 (戦国時代) |
豊臣秀吉、京都北野で大茶湯を催す。 |
1654年 (江戸初期) |
隠元禅師、中国明より渡来して黄檗宗を開く。この時釜炒り茶を製す。 |
1738年 (江戸中期) |
宇治田原の永谷宗円が青製の煎茶製法を考案する。 *この青製煎茶法が各地に広まり、日本煎茶の礎となった。 |
1835年 (江戸末期) |
山本嘉兵衛(徳翁)が玉露の製法を考案する。 |
1859年 (江戸末期) |
横浜が開港。お茶の輸出が盛んになる。 |
1898年 (明治時代) |
高林謙三、茶葉粗揉機を完成させる。 |
1908年 (明治末期) |
杉山彦三郎、茶品種「やぶきた」を選抜する。 |