上級茶ほど温度を下げて抽出時間は長く
上級煎茶のいれ方(旨味、甘味、渋味、苦味をバランスよく引き出しましょう)
- やや小ぶりの茶碗にお湯を8分目ほど入れて湯冷ましします。上級煎茶では70℃位になるまで冷まします。
- お茶の葉を1人当り2〜3gを目安に急須に入れます。
1人分をいれるときは少し多めに(5g)。10人分いれるときは20g位とします。
- 冷ましたお湯を急須に入れ、普通煎茶で1分、深蒸し煎茶で30秒くらい待ちます。
- 茶碗に、分量と濃さを均一にするために廻しつぎをします。そして、最後の一滴まで絞りきります。
- 絞りきったら、急須の後ろを手のひらでぽんとたたき、急須の注ぎ口に網についている茶を急須の真ん中に戻します。さらに蓋を少しずらして息を抜いておくと、茶が蒸れるのを防いで、2煎目もおいしくいただけます。
- 茶碗の底(糸じり)をふきんで拭いて、茶托(たく)に載せてお出しします。
- 2煎目は湯冷ましで少し冷ましたお湯(1煎目よりは少し高めの温度のお湯)を入れ、10秒くらい待ってから茶碗につぎ分けます。